【ServiceNow】delta(デルタ)試験対策 〜San Diego(サンディエゴ)版〜

こんにちは、メケです。

ServiceNowのSan Diego(サンディエゴ)バージョンがリリースされましたね。

ServiceNowでは半年に1度バージョンアップが行われます。

ちなみに次回はTokyoらしいですよ。

ServiceNowのバージョンは頭文字がABC・・Rome・SanDiego・Tokyo・U・・と順に変わっていっています。

新しいバージョンがリリースされると、ServiceNowの認定資格を持っている人は忘れちゃいけないのがデルタ試験の受験です。

メケ

また、デルタ試験の時期になりましたね〜
もうデルタ試験うけましたか?

はじめくん

えぇっ!? もうデルタ試験の時期か〜
半年が経つのはあっという間だね。

デルタ試験はオンライン(自宅や会社から)で無料で受ける事ができるのでちゃんとやれば合格する事ができます。

今回はSan Diego(サンディエゴ)版デルタ試験について記載していきます。

目次

San Diego(サンディエゴ)デルタ試験について

対象者

はじめくん

ServiceNowのdelta(デルタ)試験ってだれが受けないといけないの ?

まずは今回のSan Diego(サンディエゴ)版デルタ試験の対象者です。

今回のSandiego版のデルタ試験の対象者は前バージョンであるRome(ローマ)版以前に認定資格に合格した人になります。

▶2022年4月20日以前の合格者が対象

対象者には登録しているメールアドレスにメールも届きます。

また、複数の認定資格を持っている場合はそれぞれに対しての受験が必要です。

期間

デルタ試験はブラックアウト期間というバージョンの合間にあたる期間を経て受験可能になります。

ブラックアウト期間中は試験の受験予約及び受験を行う事はできません。

デルタ試験期間は通常90日間 です。(前回Rome版では83日間でしたが今回は通常通り)

日本語資格:2022/05/05 ~ 2022/08/03

今回からは全言語共通で上記の期間となっているようです。

(前回・前々回は日本語と英語で2週間程差がありました)

試験出題範囲

通常のCSAなどの認定資格の問題とは異なりリリースノートからの出題になります。

San Diego(サンディエゴ)版のリリースノートをチェックしておきましょう。

デルタ試験受験

(受験後に更新します)

デルタ試験開始はメールで通知

San Diego(サンディエゴ)版デルタ試験は5月5日からということでしたが、実際に試験を開始出来るのは5月6日でした。

5月6日の早朝(AM6時前頃)に以下のようなメールが来ました。

マイページログイン

・ServiceNowのNowLearningのマイページにログイン

何やら画面のUIが変わっていますね。日々進化をしているということでしょう。

参考として紹介している公式ブログをみると、事前準備として以下の2点をしておく必要があるみたいです。

事前準備1)Now Learningにログインし試験登録サイトとデータ同期処理を行う
事前準備2)Now Learningにログインし試験言語の設定を行う

私の場合は、既にメールアドレスも言語も設定された状態でしたので、初めて認定試験を受ける人は設定が必要なのかも知れません。

とは言っても、デルタ試験を受ける時点で既に何らかの認定試験に合格しているため、ほとんどの人は大丈夫かも。

気になる人は事前にチェックしておきましょう。

NowLearningにログインすると、以下のように「Attension」が表示されています。

「Let’s fix this」をクリックすると以下のような画面が表示されました。

私はCADとCSAを保持しているの2つ表示されてます。

At Risk なので更新しないとダメだよ〜って感じですね。

試験開始

私は現在、CSAとCADの2つの認定を保有しているので2つとも受験し更新する必要があります。

CSA

まずはCSAから受験してみます。

Startボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

試験仕様書が一枚目にあります。

2枚目では試験時間が1時間、問題が7問という事がわかります。

CSAは範囲が広く、難しい印象でした。モバイルに関する問題が多かったように思います。

7問の試験を解き終わり、合格点だと以下のような画面が表示されました。

86%なので7問中の6問正解ですね。1問間違いでは合格になるようです。

CAD

お次はCADです。CADも同様ですね。

CADの試験時間はCSAと同様で1時間、問題数は6問ですね。

CADでは新UIである「Next Experience」と「Studio」に関わる内容が多かったです。

以下のリリースノートは大事です。

NextExperience UI リリースノート

ServiceNowStudioリリースノート

「Next Experience」を触った事がない人は以下の記事も参考に事前に触っておく方がいいかもしれません。

CSAより範囲が限定されており、わかりやすい印象でした。

1問目の時に問題が英語で表示されて少々あせりました。

慌てずにブラウザの翻訳機能を使えばまぁ読める状態になりましたよ。

試験時間は1時間もあるので慌てる必要は無いです。

問題を全て回答すると以下のような画面となりSubmitボタンで試験終了になります。

CADも1問間違いでなんとか1回で合格できました。

試験後

無事に「06 May 2022」のバッチが2つ増えました。

参考

ServiceNow Japanの方が公式ブログで詳細な内容を記事にしていただけているのでリンクを貼っておきます。

こちらも是非参考にされて下さい。

また、以前のデルタ試験の記事は以下になります。

まとめ

San Diego(サンディエゴ)版デルタ試験についてまとめます。

半年に一度のデルタ試験もなんとか合格することができました。

前回までは「Webassessor」を経由して受験する必要がありましたが、そのまま「Now Learning」上で受験できたのは良かったです。

デルタ試験のまとめ
  • 受験対象者:2022年4月21日以前に認定資格に合格した人(メールが来ます)
          それぞれの認定毎に更新が必要
  • 受験期間 :2022年05月05日~2022年08月03日(全言語共通)
  • 試験内容 :San Diego(サンディエゴ)バージョンのリリースノート
  • 試験時間 :1時間
  • 試験問題
    • CSA :7問
    • CAD :6問
    • ※日本語表示されない場合はブラウザの翻訳機能などを使おう。

個人的にはデルタ試験は、試験というよりも今度のServiceNowでは「こんな事ができるようになったんだよ」「こんな所が変わったんだよ」と知る良い機会だと思います。

きっと試験に取り上げるものなのでServiceNow側も使ってほしいものなのではないかと思います。

ServiceNowの半年に一度のバージョンアップに興味を持ってみるとより自分が使っているServiceNowが好きになるかもしれませんね。

この機会にSan Diego(サンディエゴ)バージョンでの変更点等を知り、ServiceNowでできることは何かをもっと知りましょう。

はじめくん

デルタ試験のことがよくわかったよ。
期間内に忘れずに受験するよ

メケ

周りの人でまだ受験していない人がいたら、忘れないように教えてあげてね

もっと理解を深めるには

メケ

文字だけを見て学ぶよりも、実際にServiceNowの環境を触ってみるのが効果的です。

はじめくん

そんなこと言っても家では会社の環境にはアクセスできないよ〜

メケ

PDI(個人用開発インスタンス)を使用すれば、誰でもどこからでも無料で自分だけの環境を作ることができるんですよ。
以下の記事を参考にしてみて下さい。

はじめくん

これで、家でこっそりServiceNowのことを勉強して、会社で「できるやつ」って思われるかもね。

それぞれでどんな事ができるかはCSAの試験にも出題されます。

試験対策だけでなく、実際に使用する人や開発する人でもどんな事ができるかは知っておいて損はないかなと思います。

他のCSA対策の記事はこちらでまとめているので、よかったら是非見てやって下さい。
見ていただけると、とても喜びます😆

本記事に書かれていないものでこんな問題も出ていたよなどがあれば、コメント欄に記載頂くかお問い合わせフォームより連絡頂けると幸いです。

連絡いただけたものは随時加筆させていただこうと思います。

最後まで見て頂きありがとうございます。

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この記事を書いた人

IT業界で10年以上働くエンジニアです。

ServiceNowを通じて様々な事を学び、発信していきたいです。

■ServiceNow保有資格
 CSA(Certified System Administrator)
 CAD(Certified Application Developer)

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 初めまして。つかだと申します。
    いつも参考にさせていただいてます。

    メケさんの受験記を読んで自分も早速、CSAのデルタ試験を受けました。
    仰るように難しかったですね。何とか全問正解出来ましたが、リリースノートだけではダメですね。Google検索を多用して何とかなりましたが、日本語で受験する場合は大変だと思います。

    現在、ADFを受講してCADの試験勉強中ですが、講師の方が全体的にServiceNowの資格試験の難易度が上がっていると仰っていたのをこのデルタ試験で実感できました。
    もう少し受験準備を仕上げてからCAD試験を受けたいと思いました。

    本ブログは今後も参考にさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします

    • つかださん

      こんばんは、メケです。
      コメントいただきありがとうございます。
      全問正解すごいです。
      自分はリリースノートを検索しながらやりましたが、なかなか正解と思うものにヒットせず
      あまり自信がない中でかろうじて1問間違いで合格できました。

      おっしゃるように英語で受験する方がリリースノートの検索もしやすく良い気がしますね。

      CAD受験されるのですね。遠くから応援しておきます。頑張って下さい。

      今後ともどうぞ、メケブログを宜しくお願いします。

  • コメント失礼します。
    自分はSIer企業の新入社員です。
    現在ServiceNowを用いた開発を行っており、資格取得に向けても勉強中です。
    本日は基本的な質問を1件、お聞きしたいと思っております。

    【質問内容】
    モジュールBを含むAというアプリケーションがあった時に
    ユーザーにアプリケーションAのアクセス権を付与すると
    ユーザーはAに含まれるモジュールBまでアクセス可能になるのでしょうか?
    また、ユーザーにモジュールBのアクセス権を付与した場合、
    アプリケーションAのアクセス権を付与せずともモジュールBに
    アクセス可能になるのでしょうか?

    拙い表現となってしまいましたが、ご回答のほどよろしくお願いします。

    • shwiさん
      こんばんは、メケです。
      確認が遅れて、返信遅れてしまいました。

      ServiceNowのアクセス制御は正直わかりづらいところもありますよね。
      資格取得に向けても勉強中ということですのでPDIを使用して実際に試してみるのが理解が深まると思います。

      実際に資格試験ではこのような自分で手を動かした経験が一番記憶に定着しやすいので役に立ちますよ。

      アクセスコントロールについては以下でも記事を書いていますので、
      こちらも参考にしていただければと思います。
      【ServiceNow】CSA対策 〜アクセス制御〜
      https://mekeblog.com/servicenow-csa-access-contorol/

      直接的な回答にはなっていませんが、応援しています。

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