【ServiceNow】ビジュアルタスクボード(Visual Task Board)を使ってみよう

こんにちは、メケです。

ServiceNowにてタスクを管理するために使えるものとしてビジュアルタスクボード(Visual Task Board)というものがあるのを知っていますか?

ドラッグ&ドロップでレコードの状態を変更できるなど、UX(ユーザー体験)を高めるUIとなっているなぁと感じたので今回はこの機能を紹介したいと思います。

目次

ビジュアルタスクボード(VTB)とは

まずはビジュアルタスクボードがどんなものか見てみましょう。

フィルターナビゲーターに”visual”と入力すると、「Visual Task Boards」というモジュールが表示されます。

Newボタンをクリックすると以下の2つを選択して作成する事が可能。

作れるボードはこの2つ
  • Freeform Board(フリーフォームボード)
  • Data Driven Board(データ駆動型ボード)

フリーフォームボード

フリーフォームボードは個人のTodo管理を行うような時に使用する事ができるもの。

初期としては以下のような区分けとなっていますが、レーンを追加することもできます。

デフォルトレーン
  • To Do
  • Doing(実行中)
  • Done(完了)

Visual Task Boardではドロップ&ドラッグでユーザーの割当やカードの移動などが行える所がいいなと思いました。

カードをクリックすると以下のようなことが行なえます。

どれも直感的に使えるものばかりなので興味がある人は色々使ってみましょう。

カードをクリックするとこできること
  • コメントの追加
  • 期日の設定
  • アサイン
  • タグ付け
  • ファイル添付
    など

データ駆動型ボード

データ駆動型ボードは何ができるかを見てみましょう。

対象とするタスクテーブルなどいくつか設定を行います。

今回は以下のように設定してみました。

  • タスクテーブル:incident
  • 垂直レーンフィールド:ステータス
  • スイムレーンフィールド:アサイン先

他にもフィルター条件などの設定も可能です。

表示されたタスクボードを見ると、画面上に表示される「垂直レーンフィールド」にステータスが表示され、その下に該当するインシデントのカードが並びます。

また、オプションであるスイムレーンフィールドを設定していると、縦軸での仕切りを入れることができたり、折りたたむこともできちゃうんです。

まとめ

今回はVisual Task Boardについて紹介してみました。

自分がどんなタスクを持っているのかや、チームとしてどんなタスクを持っていて誰にどれだけ割当られているのかなどを視覚的に管理する事ができます。

ドラッグ&ドロップで割当の変更やステータスの変更なども行えるため、リストとフォームとは違ったUX(ユーザー体験)を得ることができそうです。

ServiceNowが導入されている企業で働いている方には是非使ってみてほしいです。

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この記事を書いた人

IT業界で10年以上働くエンジニアです。

ServiceNowを通じて様々な事を学び、発信していきたいです。

■ServiceNow保有資格
 CSA(Certified System Administrator)
 CAD(Certified Application Developer)

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