【ServiceNow】Dynamic Translation (翻訳機能)②-3 IBM Cloudでの翻訳設定

こんにちは、メケです。

この記事ではIBM Cloudを使用した翻訳サービスの設定について解説します。

IBM Cloudの翻訳サービスには無料枠が用意されています。
この無料枠を活用して、ServiceNowとの連携をしてみたいと思います。
今回はその連携のための事前準備をしていきます。
(ServiceNowでDynamic Translatorを使用する際には IBM Cloud を選択することができるため、そのための準備となります。)

目次

リソースの作成(Language Translator(翻訳))

IBM Cloudにログインするとダッシュボードに「リソースの作成」があるのでクリックします。

[IBM Cloud カタログ]という画面の上部に”Translator”と入力し検索。

検索結果として『Language Translator』が表示されるので選択します。

赤枠部の入力が必要ですが、全てデフォルトのままでも大丈夫です。

無料で使用したい場合は、料金プランが”ライト”になっていることぐらいは確認しておきましょう。

設定が必要な項目
  • ロケーションの選択:任意でOK
  • 料金プランの選択:ライト
    (無料で試したい場合はライトを選択します。)
  • サービス名:任意でOK 
  • リソース・グループの選択:Default
  • タグ:未入力のままでOK
  • アクセス管理タグ:未入力のままでOK

画面右下の「作成」ボタンをクリックします。

資格情報

少し待つと、以下のように”Language Translator”のリソースが作成されます。

左側の「管理」を選択すると、資格情報が表示されます。

ここで表示されるAPI鍵とURLをServiceNowでの連携設定で使用します。

ServiceNow連携で使用するもの

資格情報

  • API鍵:IBMCloud用の認証情報の「Password」にて使用
  • URL:[HTTP(s) Connection]の「Connection URL」にて使用

まとめ

IBM Cloudでの翻訳サービス( Language Translator )の設定手順を紹介しました。
GCP・Azureと比べると、最も設定手順は簡単でした。

次回

翻訳サービスプロバイダとしてIBM社が提供するIBM Cloudを使用して ServiceNowで翻訳機能を試したい方は、以下の記事を参考にServiceNowとの連携設定をして下さい。

よかったらシェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

IT業界で10年以上働くエンジニアです。

ServiceNowを通じて様々な事を学び、発信していきたいです。

■ServiceNow保有資格
 CSA(Certified System Administrator)
 CAD(Certified Application Developer)

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次