【ServiceNow】Dynamic Translation (翻訳機能) ②-2 Microsoft Azureでの翻訳設定

こんにちは、メケです。

この記事ではMicrosoft Azureを使用した翻訳サービスの設定について解説します。


Azureの翻訳サービスには無料枠が用意されています。
この無料枠を活用して、ServiceNowとの連携をしてみたいと思います。
今回はその連携のための事前準備をしていきます。
(ServiceNowでDynamic Translatorを使用する際にはAzureを選択することができるため、そのための準備となります。)

Azureでの翻訳サービスの料金体系は以下のように文字数によって変わってきます。



Azureの設定としては以下を作成します。

  • リソースグループ
  • リソース(Translator(翻訳))


目次

リソースグループの作成

[Azureサービス]にて「リソースグループ」を選択します。



「+作成」をクリック します。


リソースグループを作成するのに必要な情報を入力します。

設定が必要な項目
  • サブスクリプション:無料試用版
    (テスト目的のため無料試用版としました。)
  • リソースグループ:TranslationResource 任意の名前でOK
  • リージョン:(US)米国西部2 デフォルトのままでOK

入力後、「確認及び作成」をクリックします。

『✔検証に成功しました。』と表示されます。

「作成」をクリックします。

リソースグループに表示されればOKです。

リソースの作成(Translator)

「リソースの作成」をクリックします。

検索エリアにて”Translator”と入力し、検索します。

Translatorを選択し、「作成」をクリックします。

Translatorの作成

基本タブにて以下を設定します。

設定が必要な項目
  • サブスクリプション:無料試用版
  • リソースグループ:TranslationResource
    (先程作成したリソースグループを指定)
  • リージョン:グローバル
    (特定のリージョンが必要のない場合はグローバルを選択と記載されてました)
  • 名前:TranslatorService001
    (任意。既に使用されている名前は使用できないようです)
  • 価格レベル:Free F0(Up to 2M charcters translated per month)
    (無償で使用できるものを指定します)

「確認及び作成」をクリックします。


画面上部に『✔検証に成功しました』と表示されます。

作成」をクリックします。

画面が切り替わり、『デプロイが進行中です』と表示されます。
ちょっと待ってると、以下の画面のように『✔デプロイが完了しました』と表示されます。

リソースに移動」をクリックします。

キーの管理

以下の画面でキーの管理をクリックします。

「キー1」と「テキスト翻訳」はServiceNowでの設定に使用することになります。

ServiceNow連携で使用するもの
  • キー1:[API Key Credentials]の「API Key」にて使用
  • テキスト翻訳:[HTTP(s) Connection]の「Connection URL」にて使用

まとめ

Microsoft Azureでの翻訳サービスを使用する設定をしました。

  • リソースグループ
  • リソース(Translator(翻訳))

次回

翻訳サービスプロバイダとしてMicrosoft社が提供するAzureを使用して ServiceNowで翻訳機能を試したい方は、以下の記事を参考にServiceNowとの連携設定をして下さい。

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この記事を書いた人

IT業界で10年以上働くエンジニアです。

ServiceNowを通じて様々な事を学び、発信していきたいです。

■ServiceNow保有資格
 CSA(Certified System Administrator)
 CAD(Certified Application Developer)

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